概要

iPhoneやiPadなどのスマートフォンやタブレット端末に搭載されたLiDARセンサーを利用した3次元計測やそこで得られた3次元点群の処理を行います。以下のような、計測のみ、解析のみ、両方、といった選択肢がございます。

以下の画像のように、iPhone/iPad LiDARを利用して、高精度な点群や3Dモデルを取得可能で、測量やインフラ管理、農業、林業などの多くの分野での応用が考えられます。

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必要なもの

作業の流れ

  1. 計測対象や解析したい内容のご相談:対象物によっては、計測が非常に難しい場合がございます。例えば透明な物体や広域なエリアは計測が難しいです。
  2. アプリケーションの選定やLiDAR計測:すでに3次元データをお持ちの場合は、このステップは省略されます。
  3. データの後処理:複数のスキャンを行った場合は、それらを結合したり、必要に応じて位置や向きの補正が必要となる場合がございます。また、3次元点群データを2次元のデータに変換することなども承ります。
  4. アルゴリズムの作成:要望に応じて、アルゴリズムを作成し、ご希望の処理ができるようにします。アルゴリズムの例は以下の、カスタマイズの例をご覧ください。
  5. データなどの納品:3次元点群データや3次元モデル、4にて処理された結果を納品いたします。アルゴリズムをアプリケーション化したものや、ソースコードなども納品が必要な場合は、別途ご相談させてください。

カスタマイズの例

1 農産物の体積の計算 :水に沈めて計測した体積は約380cm3で、自動計算結果は約399cm3であり、約5%の誤差ににて体積を計算することができました。リンゴおよびその内部をボックス状に変換し、そのボックスの体積と個数を掛け合わせることで体積を計算しています。

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2 樹木の幹の周長の計算