概要
資源量の調査や成長量把握、バイオマス調査などに利用できます。
それぞれの樹木が異なる色で示されています。本機能は主に空撮されたデータを対象としており、樹木の本数や位置、樹高などを自動的に出力することができます。
必要なデータ
対象の樹木を含む、3次元点群データが必要です。本サービスでは、地上にて取得されたデータを対象にしています。取得する方法の例は以下の通りです。
- 地上型レーザースキャナ(TLS: Terrestrial Laser Scanner)
- バックパック型LiDAR
得られる結果
以下のようなデータを出力可能です。
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樹木解析を行い、各樹木が異なる色で示された3次元点群データ
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樹木の位置や胸高直径、樹冠面積の記録されたCSVファイル
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樹木の位置や境界が保存されているシェープファイル
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処理の過程で生成されたDSM(デジタル表層モデル)およびDTM(デジタル地形モデル)ファイル(オプション)
作業の流れ
- ご要望のヒアリング:対象の点群ファイルの様子や、どれくらいの精度が必要か、といったことをヒアリングさせていただきます。
- サンプルデータの受領および、アルゴリズムのカスタマイズ:1でのご相談をもとに、ご要望の内容の解析ができそうであるかを検討いたします。弊社のアルゴリズムにて対応可能であるかを検討します。得られる結果にてご説明した出力以外にも欲しい情報がある場合はご相談が可能です。その場合は、このステップにて実装が可能であるかどうかを簡単に検証いたします。
- メインデータの受領:ハードディスクの郵送やオンラインでのやり取りなど、柔軟に対応が可能です。
- メインデータの処理: 2で調整した方法にて、樹木解析を行います。
- 結果の確認および微調整: 4の結果を確認し、さらに可能な範囲内で微調整を行います。