概要
本サービスでは、動画から対象物体を自動的にカウントする(以下、カウンティングとする)手法を開発します。以下の動画では、果実を例に、カウンティングの結果を示しています。それぞれの果実は、異なる長方形の箱(バウンディングボックス)で囲われていることがわかります。同一の果実は、動画を通して、同じ色のバウンディングボックスで示されており、うまく果実をカウンティングできていることがわかります。
本ページでは、果実を例に紹介しますが、農産物以外の工業製品などに適用することも可能です。
必要なデータ
- 対象物体を含む動画や画像データ:
カウンティングしたい対象の映っている動画や画像が必要です。撮影方法も含めて相談に乗ってほしい、撮影も行ってほしい、といった場合もご相談ください。
- 物体の検出を学習させるための、ラベリング(アノテーション)データ:
本サービスでは、深層学習のネットワークに対象の物体を学習させ、検出を可能にします。そのためには物体の物体をあらかじめラベリングしておく必要がございます。以下は、物体の位置を箱(バウンディングボックス)にてラベリングしたときの様子です。
サービスの流れ
- ご要望のヒアリング:ご希望の物体検出やカウンティングの詳細を伺います。どのような物体をどのような状況下で検出したいのか、どれくらいの精度が必要か、といったことをヒアリングさせていただきます。
- サンプルデータの受領および、アルゴリズムのカスタマイズ:1でのご相談をもとに、ご要望の内容の解析ができそうであるかを検討いたします。
- メインデータの受領:ハードディスクの郵送やオンラインでのやり取りなど、柔軟に対応が可能です
- ラベリングデータ作成(オプション): ラベリングデータがない場合、弊社で作成するか、お客様で作っていただく方法をレクチャーいたします。
- 物体検出ネットワークの学習: ラベリングデータをもとに学習を行います。
- ネットワークの評価: 5で構築したネットワークの評価を行います。検出の精度評価は、平均適合率、カウンティングの評価は過検出や未検出などを利用して行います。評価方法に関しても、柔軟に対応が可能です。
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データの納品:5で作成したネットワークをもとに検出やカウンティングを行った時の結果をご報告いたします。
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今後の計画についてご相談(オプション): 本プロジェクトの成果を利用して、アプリケーションを作成してほしい、または、ハードウェアに実装してほしいといった要望がございましたらご相談をさせていただきます。
よくある質問
Q1: どのような手法を利用して、動画や画像から物体を検出し、カウンティングを行うのか。